コミュニケーション力を磨き多様性にも配慮した教育方針これからの国際社会に対応できるよう、コミュニケーション能力の育成と英語力向上のため、長井市では小中の各学校へ1名の外国語指導助手(ALT)を派遣しています。小学校6年間で2千語程度の単語に触れたり、先生や仲間と楽しく英語で交流したりなど、生きた英会話を重視した英語教育に力を入れています。また、多様性を認め合う社会づくりの一環として、市内中学校に「制服選択制」を導入。令和6年度の入学式では従来の詰め襟の学生服とセーラー服のほかブレザーやスラックス姿の生徒も見受けられました。地域と連携した授業も多様性の学びの一つ。伊佐沢小学校では、地域行事を学校と合同で実施。文化の伝承と地域活性化に貢献しつつ、子どもたちの協働の学びにもつなげています。ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包括性)を重視する長井市の教育制度。まちに新たな風を吹き込んでいます。15Nagai City Guide 2024ALTとの英語授業英語に慣れ親しみ、コミュニケーションの素地を養います。ALTが配属校以外にも訪問する交流活動も伊佐沢地区と合同の運動会学校・家庭・地域が連携した学校づくりの一環として、学校と地域の運動会を合同で実施。地域との交流や開かれた教育につながっています 制服選択制導入後、初の入学式ブレザー、セーラー、詰襟学生服、スラックス、スカートの9通りの組み合わせが選択可能。上下ともに選択が可能となるのは県内初の取り組みフレンドリーな先生たちと英話で会話するのが楽しい!自分らしく過ごせるので制服を選べるのは嬉しい
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