福祉のハナ年齢や障がいの有無に関わらず誰もが安心して住めるまち人生100年時代の到来により、高齢者の健康増進・維持や高齢者の孤立防止が全国的な課題となっている現在。長井市でも高齢者の居場所づくりや健康づくりに向けたさまざまな取り組みを進めています。また、耳の不自由な人が安心して相談できる環境を整備し、交通弱者に向けた移動支援などの対策も。誰もが地域で支え合いながら、安心して暮らせる社会の実現を目指しています。〝居場所〟から生まれる 交流と健康の輪シ 長井市では、市民の健康寿命を延ばし、いきいきと暮らし続けることを目指して、高齢者が気軽に参加できる地域の居場所づくりや健康づくりに力を入れています。各地区のコミュニティセンターや公民館などを中心に、通いの場やミニデイサービスといった「居場所づくり」の輪を広げることで、高齢者の生きがいや社会参加を促し、住み慣れた地域で暮らしていける体制をつくっています。長井市役所庁舎や地域のコミュニティセンターを会場に実施している「いきいき百歳体操」。気軽に参加することができ、運動を継続することで、筋力向上が期待できるとともに、身近な地域で集まり活動することで、孤立しがちな高齢者の仲間づくりや交流の場にもつながっています。さらに、リズムゲームなどを用いたeスポーツ体験を展開。eスポーツが持つ健康効果や、eスポーツをきっかけとした交流の場への参加を促すことにより、高齢者のフレイル予防や健康増進を図っています。Nagai City Guide 2024QuestionQuestion 3 みんなにやさしいまちって本当?人と人のつながりが生まれ、助け合う関係に各地区のコミュニティセンターや公民館では、高齢者同士がお互いに語り合う団らんの場を設け、安心できる居場所づくりを進めています。また、eスポーツを活用した健康促進や認知症予防の取り組みも活発ですいきいき百歳体操平成14年に高知市が考案した、重りを使った筋力向上のための体操です。介護予防効果が実証されている運動として、全国各地で取り組みが広がっており、長井市でも平成28年から取り組んでいます16座りながらゆっくり動くので運動が不安な人でも安心!
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