新型コロナウイルス感染症に関する誹謗・中傷に対する市長メッセージ
市民の皆様へ
新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、全国的には緩やかに減少しておりますが、現
在のところ終息の見込みはたたない状況です。市民の皆様には、感染拡大防止のため、3つ
の密(密閉・密集・密接)の回避、マスクの着用や手洗いの徹底などの「新しい生活様式」の
実践について、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、大勢の方が不安や恐怖を感じております。
このような中、最前線で私たちの生活を守り、支えてくれている医療従事者に対する不当な
差別、偏見はあってはならないことです。また、医療従事者の他にも、介護従事者、学校や
保育所職員、配達を担う物流事業、販売業など、多くの人たちがそれぞれの最前線で、社会
を支えております。
6月の県内の病院、訪問看護ステーションを対象とした調査によると、職員の5人に1人が、
その家族ともども理不尽な扱いや差別を経験しております。私たち一人ひとりが、その方たち
に感謝と敬意を持ち、お互いに支え合い「オール長井」で新型コロナウイルス感染症と闘って
いくことが必要ではないでしょうか。
また、ウイルスは人を選ばず、感染するリスクは誰にでもあります。 感染された方や、その
ご家族に対する思いやりの心を持つことも大切です。
全ての人が、新型コロナウイルス感染症に関わる差別や誹謗・中傷にさらされることのない
よう、正しい知識と冷静な判断をもって対応していただきたく存じます。
コロナと共に生きていく「ウィズ コロナ」時代、市民の皆様と一層力を合わせて、お互いを
支え合う共生社会を実現していきましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先