レインボープラン 『台所と農業をつなぐながい計画』
長井市では、レインボープラン(台所と農業をつなぐながい計画)に取組んでいます。
平成9年から現在にいたるまで、20年以上の長きにわたり、主に中央地区約5000世帯から生ごみの回収を行っています。
しかし、レインボープランは単なるごみ処理事業ではなく、3つの理念『循環』『ともに』『土はいのちのみなもと』を根幹とした循環型地域づくり事業として取り組んでいます。
レインボープランの背景には、昭和30年代以降の大量生産・大量消費社会があります。大量生産・大量消費社会では、化学肥料や農薬の使用による「土」の疲弊や、地元の農産物が食べられないという現象をもたらしました。
このような背景のもと、豊かな農地を消費者が支え、農家が市民の食と健康を支えること、安心と安全に裏打ちされたまちづくりのために官民を超えた協力体制の構築が提起され、熱心な議論のなかでレインボープランは誕生したのです。
台所から出る生ごみでたい肥をつくり、そのたい肥で土を豊かにし、豊かな土で生産された作物を台所へと循環させる大きな輪が形作られています。
レインボープラン推進体制
市民側では、「レインボープラン推進協議会」を中心に、農産物認証制度管理、普及啓発事業、交流事業に取組んでいただいています。
庁内では、「農林課」「市民課」「地域づくり推進課」を中心に連携を取りながら、各事業を行っています。
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更新日:2019年04月01日