位置・地勢
長井市の位置・地勢
位置
方位 | 市役所の位置 | 東端 | 西端 | 南端 | 北端 |
---|---|---|---|---|---|
経度 | 140度02分26秒 | 140度06分36秒 | 139度52分39秒 | 140度01分53秒 | 139度54分59秒 |
緯度 | 38度06分27秒 | 38度07分45秒 | 38度11分59秒 | 38度02分32秒 | 38度14分48秒 |
資料:国土地理院
面積
総面積(平方キロメートル) | 広ぼう 東西(キロメートル) |
広ぼう 南北(キロメートル) |
最高地 地名 |
最高地 海抜(メートル) |
最低地 地名 |
最低地 海抜(メートル) |
---|---|---|---|---|---|---|
214.67 | 20.4 | 22.7 | 平野 (平岩山) |
1,609.4 | 五十川 (最上川) |
192.1 |
資料:「全国都道府県市区町村別面積調」(令和3年10月1日)、1/25,000地形図(ともに国土地理院)
地勢
本市の西部一帯は、越後山脈の主軸をなす朝日山系の険しい山岳地帯で、朝日、祝瓶などの高山がそびえており、東部は出羽丘陵地帯である。
この両山系の間を南から北に最上川が貫流し、朝日山系を源とする野川が市の中央部を流れ、また飯豊山系を源流とする白川は、市の南部で合流している。最上川流域と野川、白川両河川の下流一帯は平地をなし長井盆地を形作っている。
長井盆地は、北流する最上川に沿ってゆるく湾曲しながら南北に細長く伸びている。盆地の西側は花崗岩類で構成される朝日山塊の南半分にあたり、安部ヶ館山(1,055メートル)、柴倉山(1,263メートル)、三体山(1,256メートル)などを中心とする標高700~1,200メートルの山地である。水系は花崗岩地帯特有の格子状に発達し、急峻な山地形を作り出している。一方、盆地の東側は白鷹山地の南半分で、朝日山塊と同様に花崗岩類から成るが、標高は500メートル以下で、なだらかな丘陵性山容を呈している。また盆地の南側は標高300~500メートルの玉庭丘陵によって米沢盆地と境されている。
長井盆地は標高200~250メートルで西から東へゆるやかに傾斜している。盆地の西半最上川左岸には何段かの段丘が形成されているが、段丘崖は侵食されて不明瞭になっている場合が多い。
地質
本地域の地質は先第3系に属する花崗閃緑岩を基盤として、これを不整合におおう新第3系と第4系によって構成されている。花崗閃緑岩は長井盆地西側の朝日山地ならびに東側の白鷹山地を形成している。
本地域に分布する新第3系は新第3紀新中世~後期の明沢橋層・沼沢層に対比されるもので、花崗閃緑岩の基盤を不整合におおう。本地域では朝日山地東南端部に露出し、20度~30度の傾斜で盆地の下へ埋没している。長井盆地にはこれら先第3系・新第3系の盆状基盤の上に段丘堆積物・沖積堆積物を厚く載せている。
主要山岳・山地
名称 | 標高 |
---|---|
平岩山 | 1,609.4 |
御影森山 | 1,534.2 |
大玉山 | 1,438.5 |
祝瓶山 | 1,417.3 |
中沢峰 | 1,343.5 |
八形峰 | 1,289.0 |
柴倉山 | 1,263.0 |
三体山 | 1,256.0 |
資料:1/25,000地形図(国土地理院)
主要河川
河川名 | 延長 |
---|---|
最上川 | 224,488 |
置賜白川 | 42,400 |
置賜野川 | 22,650 |
草岡川 | 6,600 |
水無川 | 4,800 |
福田川 | 4,600 |
資料:県県土整備部「山形県河川調書」
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更新日:2022年01月20日