児童虐待とは
もしかして虐待?と思ったら・・・
通告するのが国民の義務です!
児童相談所全国共通ダイアル 電話番号:189(いちはやく)
- こどもの命に関わる等緊急性の高いときは 電話番号:110
- 長井市子育て推進課 電話番号:82-8014 ファックス:87-3310
虐待でなかったとしても、通告者に責任はありません
匿名の通告でもきちんと受理されます。通告時に対象となるこどもの住所や氏名、虐待の内容などわかっている範囲での情報提供に応じる必要がありますが、調査の結果、虐待でなかったとしても通告者に責任はありません。通告者を虐待者に知らせることはありません。むしろ手遅れになる前にためらわず通告することが大切です。
児童虐待とは?
本来、こどもを守るべき保護者(親や親に代わる養育者)が、こどもの身体や心を傷つけることをいいます。こどもへの虐待は大きく4つに分類されますが、これらが重複して起こっていることが少なくありません。
身体的虐待
- 首を絞める、殴る、蹴る、投げ落とすなどの暴力をふるう
- 逆さづりにする
- やけどさせる
- 溺れさせる
- 戸外に締め出す
- 意図的にこどもを病気にさせる
心理的虐待
- 言葉で脅す
- こどもの心を傷つけることを言う
- 無視や拒否的な態度をとる
- きょうだい間での極端な差別的な扱いをする
- こどもの目の前で配偶者などにDV(暴力、暴言、無視など)をする
ネグレクト(養育保護義務の拒否・怠慢)
- 適切な衣食住の世話をしない
- 病気になっても病院へ連れて行かない
- こどもを家に残したまま度々外出する
- こどもを車の中に放置する
- 家に閉じ込める
- 保護者以外の同居人による虐待を保護者が放置する
性的虐待
- 性的ないたずらをする
- 性的関係を強要する
- 性器や性交を見せる
- ポルノグラフィ―の被写体などをこどもに強要する
虐待における背景と現状
 現代の子育て環境は、核家族化や地域から孤立している家庭が多く、密室での子育てが、保護者一人にこどもと向き合わせ、相談相手もないまま育児ストレスを抱えている家庭が増加していると言われています。ストレスのはけ口としての暴力のほか、子育てに熱心なあまり、厳しくしつけるつもりで手をあげたり、経済的に苦しく昼夜を問わず働いた結果、放置した状態になったりすることもあります。こういった多くの保護者は自分のしていることが虐待だと気づいていません。
 日本では虐待をしている人の約5割が実母という現状があります。日本人男性の育児時間は、一週間あたり平均1時間程度で、家事関連時間(家事・買い物等)を加えても、2時間程度と、欧米諸国と比べ2分の1程度となっています。子育ての大半が母親ひとりに任され、母親の心身の負担が大きくなっています。
(総務省統計局「令和3年度社会生活基本調査」)
虐待している人
- 実母…48.7%
- 実父…42.3%
- 実母以外の母親…0.4%
- 実父以外の父親…5.0%
- その他…3.6%(祖父母、伯父、伯母等)
(厚生労働省「令和5年度福祉行政報告例」)

家庭児童相談室について
子育て推進課には家庭児童相談室があります。こどもさんが健康で明るく育つことを願い、悩みや心配事をお持ちの方と一緒に解決方法を考えていきます。
一人で悩まずに気軽にご相談ください。
- 時間:8:30~16:00
- 電話番号:82-8014(長井市役所子育て推進課につながります)
- ファックス:87-3310
- この記事に関するお問い合わせ先
 
       
           
           
          







 
               
               
              
更新日:2025年10月17日