水は大切に使いましょう
家庭でできる節水方法と節約できる金額についてお知らせします。
家庭での節水は、節水型機器の使用や日常の水の使い方を工夫するなど、様々な方法を組み合わせて行うことができます。何よりも、ご家族みなさんの節水しようとする意識と心掛けが大切です。
今回は家庭でできる節水方法の例をご紹介します。また、これによって節約できる金額をお示ししますが、あくまでも目安として参考にしてください。
(注意)1リットル当たりの単価(30立方メートルまで)を0.165円(消費税10%込み)とした場合の金額です(下水道使用料等は料金体系が異なりますので今回の計算には含みません)。なお、1リットル当たりの単価については、長井市給水条例の単価表(令和元年10月現在)をもとに算出しています。
1 お風呂の残り湯を再利用する
一般家庭での風呂水の残り湯は、使用状況によって異なりますが、約180リットルです。この半分を洗濯、掃除、散水などに利用すれば、約90リットルの節約になります。毎日風呂水の再利用をした場合では、しない場合に比べ、毎月2,700リットル(約445円)の節約になります。
(90リットル×30日×1リットルあたり0.165円)
2 シャワーはこまめに止める
シャワーは1分間に約12リットルの水を使います。10分間シャワーを出し続けた場合と、10分間のうちこまめに止めて合計3分間分節約する場合を比べると、毎月1,080リットル(約178円)の節約になります。
(36リットル×30日×1リットルあたり0.165円)
3 凍結防止には水抜き栓を閉め水抜きをする
蛇口から水(糸状で太さ1ミリメートルくらい)を出し続けた場合、1時間で約8リットルの水が流れます。これを1か月出し続けた場合と、水抜き栓を閉め水抜きした場合を比べると、毎月5,760リットル(約950円)の節約になります。
(8リットル×24時間×30日×1リットルあたり0.165円)
4 トイレの故障はすぐに修理する
一般家庭にある洋式トイレの便器から箸の先程度の水が流れ続けている場合、1時間で約27リットルの水が流れます。これを1か月放置してしまった場合と、放置しないで修理した場合を比べると、毎月19,440リットル(約3,200円)も水量と金額に差がでてきます。
(27リットル×24時間×30日×1リットルあたり0.165円)
(注意)修理代はお客様の負担となります。長井市給水装置工事指定店へご相談ください。指定店は下記リンク「長井市の給水装置工事について」をご参照ください。
5 消雪をするために水道水は使わない
冬期間の水道水は井戸水に比べ温度が低く消雪には不向きです。もし、蛇口を少し開けて消雪に水道水を使用した場合、1時間で約360リットルの水が流れます。これを1か月出し続けた場合と、井戸水で消雪した場合を比べると、毎月259,200リットル(約42,800円)も水量と金額に差がでてきます。
(360リットル×24時間×30日×1リットルあたり0.165円)
(注意)水量が30立方メートルを超えていますので、単価が上がり実際はもっと高額になります。今回はあくまでも目安として参考にしてください。
以上のほか、まだまだたくさんの節水方法がありますが、何よりも大切なのは使う人の意識と心掛けです。水を使わずに生活はできませんが、「水は大切な資源」ということを忘れずに使っていきましょう。
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上下水道課 業務係(上水道担当)
〒993-8601
山形県長井市栄町1番1号
電話番号:0238-82-8019 ファックス:0238-87-3373
更新日:2020年04月01日