水辺空間のオープン化について
1 長井ダム「水辺空間のオープン化」について
長井ダムは、令和2年に東北地方整備局が長井市からの要望を受け、長井ダムの一部区域を「都市・地域再生等利用区域」に指定いただきました(水辺空間のオープン化)。
水辺空間のオープン化は「東北初」、管理ダムでは「全国初」となる指定で、長井ダムの一部区域で民間事業者による旅行商品としてのダム見学やイベント開催などの営業が可能となりました。
(指定区域)
注意)オープン化については、民間事業者の営業活動ができるようになりました。しかし、営業活動ができる事業者は、長井市と契約を締結した事業者に限りとなります。
また、合地沢湖面広場については、現在公募は実施しておりません。合地沢湖面広場を活用した事業(営利目的のもの)については、長井市と契約した事業者しか実施することができませんのでご注意ください。
公募の流れ
「公募区域」での事業を検討される方は下記をご確認ください。
ながい百秋湖展望所および展望所前広場 公募の手順書(PDFファイル:507.3KB)
都市・地域再生等利用区域の指定区域に関する施設利用料徴収要綱(PDF:112.8KB)
⇒現在、「長井ダム百秋湖展望所および展望所前広場」を活用する事業者を公募しています。くわしくはコチラ
2 長井ダムで遊べること特集!(三淵渓谷、水陸両用バスなど)
2-1 絶景・三淵渓谷通り抜け参拝(ボートツーリング)
ながい百秋湖の上流部には、「三淵(みふち)」と呼ばれる深い渓谷があり、川幅3~5mと非常に狭く、高さ50mを超える断崖絶壁が約250m続きます。
崇高な雰囲気が漂う渓谷の中は、迫り来る岩肌を間近に感じることができ、神秘的な空間に包まれています。
また、三淵渓谷には、その昔「卯の花姫」が身を投げて龍神になったという伝説が残されており、宮の総宮神社の奥の院である三淵の主は竜神で、9月の例大祭の際には奥の院の竜神が野川の水に乗って神社へ下ると伝えられ、黒獅子はその化身だといわれています。
三淵渓谷、卯の花姫伝説、三淵渓谷通り抜け参拝(ボートツーリング)の詳細は下記をクリックしてください。
令和5年度実績
■運航期間 4月28日【金】~11月30日【木】の内78日
■のべ人数 2,011人
■実施主体 特定非営利活動法人 最上川リバーツーリズムネットワーク
2-2 迫力の水陸両用バス
令和5年度は、ダム湖水位低下により、短期間の運行となりましたが、期間中は、多くのご参加をいただき、ながい百秋湖の新緑の景色とバスが湖面に飛び込む際の迫力をお楽しみいただきました。
令和5年度実績
■運行期間 令和5年5月31日【水】~8月31日【木】の内12日
■のべ人数 855人
■実施主体 一般社団法人 やまがたアルカディア観光局
令和6年度の運行については、(一社)やまがたアルカディア観光局のHPでご案内いたします。
2-3 景色を楽しむ遊覧船
【遊覧船】令和3年度の運行実績
■運航期間 10月15日【金】~11月7日【日】(21日間)
■のべ人数 2,078人
■実施主体 一般社団法人 やまがたアルカディア観光局
令和3年度も、湖面から見上げる紅葉の広がる景色が大変好評でありました。
令和6年度の運行計画については、決まり次第やまがたアルカディア観光局のホームページ等でお知らせいたします。
2-4新感覚!SUP & 水上自転車
令和3年度から開始された事業です。
【SUP】
https://arcadia-kanko.jp/adventure/2022/02/3687/(やまがたアルカディア観光局)
【水上自転車】
https://arcadia-kanko.jp/adventure/2022/02/3687/(やまがたアルカディア観光局)
SUP
水上自転車
2-5 圧倒!長井ダム見学ツアー
令和3年度は、水陸両用バスや遊覧船とセットの見学ツアー、また、ながい百秋湖まつりの際には、長井ダム管理支所のご協力のもと、ダム堤体のライトアップを1日限定で行いました。
新緑の季節は「放流」を間近でご覧いただけます。
詳しくは、(一社)やまがたアルカディア観光局(0238-88-1831)にお問合せください。
長井ダム「堤体」
下流広場に続く「クロスギャラリー内部」
2- 6 長井ダム「展望所」
長井ダム展望所及び展望所前広場にて民間事業者等による営業が可能となりました!
事業期間は、4月~11月を想定しており、各種イベント、カフェ、展示会等、事業者を公募により決定します。
※水道が通っていないため、厨房等は設置出来ません。
※事業者が利用できるスペースに限りがあります。
※施設管理者である長井ダム管理支所の定めている施設管理等の規定に則った事業実施が必要となります。
3 ダムの高さが山形NO1の長井ダムの概要について
長井ダムは、東北地方で有数の大規模な重力式コンクリートダムです。
ダムの高さは125.5m(山形県で1番の高さ)、長さは381m、大きさは約120万m³。洪水吐は、調節用ゲートをもたない自然調節方式を採用しております。
長井ダム建設にあたっては、昭和59年4月に長井市に長井ダム工事事務所が設置されて以来、27年の歳月をかけて、平成23年3月に完成しました。
長井ダムの詳細(概要、構造、貯水率)については、下記をクリックしてください。
ながい百秋湖は、ダム湖が位置する地名「ながい」と、ダム湖誕生に対する希望をこめた言葉「百秋」を組み合わせて名づけられました。
「長井」に誕生するダム湖が地域の発展に貢献し、その素晴らしい景観は地元だけでなく訪れる多くの人々にも末永く愛されるようになって欲しい、その気持ちが「ながい百秋湖」という名前にこめられています。
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更新日:2024年05月01日