四種混合(DPT‐IPV)予防接種
四種混合(DPT-IPV)予防接種について
病気の説明
・ジフテリア(D)
症状は高熱やのどの痛み、犬の遠吠えのようなせき、嘔吐などです。また、のどの奥に厚い膜ができ、呼吸しにくくなって死に至ることもあります。
・百日せき(P)
突然激しくせき込み、その後ヒューという笛を吹くような音が聞こえる咳が特徴です。また、せき込んで吐くこともあります。生後3か月未満の赤ちゃんでは、息ができなくなり、ひどい場合は死亡することもあります。
・破傷風(T)
破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にある菌が、傷口からヒトの体内に入ることで感染します。土の中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。症状は、最初は口が開かなくなるなどですが、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもあります。
・ポリオ(急性灰白髄炎・IPV)
かつて「小児まひ」と呼ばれ、国内でも大きな流行がありました。ポリオウイルスに感染しても多くの場合は目立った症状はありませんが、約1,000~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こすことがあります。また、100人中5~10人の割合でかぜのような症状があらわれ、発熱し、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。
接種期間等
<法律による対象年齢>
生後2か月から生後90か月(7歳6か月)未満
※接種日において長井市に住民票がある方が対象です。
<標準的な接種期間>
・第1期初回:生後2か月から生後12か月に至るまでの期間
・第1期追加:第1期初回接種(3回)終了後、12~18月までの間隔をおいて接種
◎「標準的な接種期間」は、病気にかかりやすい年齢において予防する観点から、接種が望ましいとされる年齢や接種間隔です。可能な限り、この期間内に予防接種を受けましょう。
<接種回数・間隔>
1.第1期初回:3回(20日以上、標準的には20~56日までの間隔をおいて接種)
2.第1期追加:1回(第1期接種終了後、6月以上、標準的には12~18月までの間隔をおいて接種)
◎「〇歳未満」、「〇歳に達するまで」、「〇歳に至るまで」という表記はいずれも「〇歳の誕生日の前日まで」を意味します。
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更新日:2023年04月01日