Hib(ヒブ)予防接種
Hib(ヒブ)予防接種について
病気の説明
ヒブ感染症はインフルエンザ菌b型による感染症です。インフルエンザ菌、特にb型は中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの感染症のほか、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重い感染症(侵襲性感染症とも言います。)を起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。インフルエンザ菌b型による髄膜炎は2010年以前は、5歳未満の人口10万人に対して7.1~8.3人とされ、年間で約400人が発症していると推定されていました。現在は、ヒブワクチンが普及し、侵襲性ヒブ感染症は激減しています。
接種期間等
<法律による対象年齢>
生後2月から生後60月至るまで
※接種日において長井市に住民票がある方が対象です。
<標準的な接種期間>
・初回接種開始は生後2月から生後7月に至るまで
・追加接種は、初回接種終了後7月から13月までの間隔をおく
◎「標準的な接種期間」は、病気にかかりやすい年齢において予防する観点から、接種が望ましいとされる年齢や接種間隔です。可能な限り、この期間内に予防接種を受けましょう。
<接種回数・間隔>
1.初回接種を生後2月から生後7月に至るまでの間に開始したお子さん
・初回接種:3回(生後12月に至るまでの間に、27日~56日までの間隔をおいて接種)
・追加接種:1回(初回接種終了後、7月~13月までの間隔をおいて接種)
※初回接種2回目および3回目の接種は、1歳未満で行います。1歳になった場合、初回2回目および3回目の接種はできませんが、追加接種は、最後の注射終了後27日以上の間隔をおいて接種できます。
2.初回接種を生後7月から生後12月に至るまでの間に開始したお子さん
・初回接種:2回(生後12月に至るまでの間に、27日~56日までの間隔をおいて接種)
・追加接種:1回(初回接種終了後、7月~13月までの間隔をおいて接種)
※初回接種2回目の接種は、1歳で行います。1歳になった場合、初回2回目は接種できませんが、追加接種は、最後の注射終了後27日以上の間隔をおいて接種できます。
3.初回接種を生後12月から生後60月(5歳)に至るまでの間に開始したお子さん
1回接種
◎「〇歳未満」、「〇歳に達するまで」、「〇歳に至るまで」という表記はいずれも「〇歳の誕生日の前日まで」を意味します。
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更新日:2020年02月19日