森林環境譲与税の使途公表について

森林環境税及び森林環境譲与税の概要

森林の有する公益的機能は、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や水源の涵養等、国民に広く恩恵を与えるものであり、適切な森林の整備を進めていくことは、我が国の国土や国民の生命を守ることにつながる一方で、所有者や境界が分からない森林の増加、担い手の不足等が大きな課題となっています。

このような現状の下、平成30年5月に成立した森林経営管理法を踏まえ、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保するため「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が施行されました。

森林環境税

令和6（2024）年度から市町村が個人住民税均等割りの枠組みを用いて、年額1,000円を賦課徴収することとなっています。

森林環境譲与税

令和元（2019）年度から運用が開始されています。

国から市町村や都道府県に対して、私有林人口面積、林業就業者数及び人口に応じて按分され譲与されています。

使途の公表について

森林環境譲与税は、「森林整備及びその促進に関する費用」にあてることとされています。

また、使途についてはインターネットの利用等により公表しなければならないとされています。

森林環境譲与税の使途

使途公表
年度	森林環境譲与税額（円）	使途		金額（円）
年度	森林環境譲与税額（円）	業務名	業務内容	金額（円）
元年度	2,388,000	基金積立	経営管理事業等の費用に充てる基金積立	2,388,000
2年度	5,076,000	災害復旧工事積算書作成	令和2年8月豪雨で被災した林道の復旧工事に関する測量設計	97,900
		林道橋長寿命化計画診断業務	林道橋の長寿命化計画を立てるための林道橋の点検・診断	1,980,000
		基金積立	経営管理事業等の費用に充てる基金積立	2,998,100
3年度	5,050,000	森林管理制度にかかる事前調査図作成業務	森林経営管理制度、意向調査実施に向けた事前調査図の作成	2,970,000
		県森林クラウドシステム使用料	県の森林クラウドシステムを利用するための使用料	198,000
		基金積立	経営管理事業等の費用に充てる基金積立	1,882,000
4年度	7,510,000	林道整備	市内林道の除草、側溝清掃作業、修繕等経費	1,945,634
		県森林クラウドシステム使用料	県の森林クラウドシステムを利用するための使用料	198,000
		基金積立	経営管理事業等の費用に充てる基金積立	5,366,366
5年度	7,510,000	林道整備	市内林道の除草、側溝清掃作業	320,000
		その他森林整備	枯損木等の伐採	1,030,700
		県森林クラウドシステム使用料	県の森林クラウドシステムを利用するための使用料	198,000
		基金積立	経営管理事業等の費用に充てる基金積立	5,961,300

この記事に関するお問い合わせ先: 農林課農山村整備係

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山形県長井市栄町1番1号
電話番号：0238-82-8015 ファックス：0238-87-3369

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