長井ダム周辺施設・環境3ービューポイントなど

長井ダム周辺図(ビューポイントなど)

1-ながい百秋湖展望所

 長井ダム管理支所と同じ敷地内にある、急傾斜な湖岸の崖に位置し、長井ダムに関するパネル展示とながい百秋湖を一望できる展望台があります。また、展望所下部はダム湖巡視艇の係船設備となっており、湖面からのダム堤体の点検や湖面調査、流木処理等の際は、ここから巡視艇が出動できるようになっています。

2-右岸展望広場

山形県道252号木地山九野本線沿いにある、竜神大橋とのT字路付近の広場です。
ここからながい百秋湖を展望したり、併設されている駐車場に車を停めて、すぐ傍の竜神大橋を歩いて散策することもできます。

この広場の崖下にはかつて「管野ダム」があり、長井ダムが出来るまで55年もの長い間、洪水防止や灌漑用水供給などの役割を果たしました。長井ダムの貯水により管野ダムは水没してしまったことから、広場には管野ダムを偲ぶ案内板と、管野ダム堤体コンクリートの一部が資料として設置されています。

菅野ダムについて

管野ダムは昭和26年~29年に山形県が最初に建設した多目的ダムでした。堤高は46m、堤頂長は168mもあり、当時としては巨大なダムでした。管野ダムは55年の運用を経て、その役割を長井ダムに引き継ぎ、平成21年11月、その姿はながい百秋湖の湖底となって水没しました。

長井ダムが完成し、管野ダムはかつての役割を終え、現在は竜神大橋の真下に水没しています。長井ダムが極度の渇水となった際、その堤体の姿を現すこともあるかもしれません。

かつての管野ダムの姿

管野ダムから長井ダムへの引継式

3-竜神大橋(竜神大橋)

市道「ながい百秋湖線」の「黒獅子トンネル」を通過後、竜神大橋のたもとにある駐車場です。ここに車を停め、竜神大橋からは360°のパノラマで、歩きながらながい百秋湖や周辺の自然環境をゆっくりと楽しむことが出来ます。

竜神大橋

竜神大橋は、ながい百秋湖をまたぐ巨大な鉄筋コンクリート造の橋で、橋直下の野川谷底からの高さは約110m、長さは約300mもあります。橋上の高さは長井ダムの堤高に近く、視界も360度に開けているため、ながい百秋湖を一望できるビュースポットでもあります。この竜神大橋の直下には、長井ダム完成によって役割を引き継いだ菅野ダムが水没しています。橋の中間地点の歩道には真下の橋脚と湖面が見られる鋼鉄製の覗き窓があり、高低差のスリルを味わうことができます。

4-左岸展望広場

左岸展望広場は、市道「ながい百秋湖線」の「高張トンネル」を通過後、「黒獅子トンネル」の手前にある展望広場です。対岸には長井ダム管理支所を望み、180°のパノラマでながい百秋湖を展望することが出来るビュースポットです。広場には歌碑および長井ダム着工記念碑が設置されています。

新野川第一発電所・野川第二発電所(山形県企業局)

新野川第一発電所は、長井ダムを貯水池としたダム水路式発電所で、平成22年に運転を開始しました。最大出力10,100kw、年間約5,170万kWhの発電を行います。

野川第二発電所は、新野川第一発電所の上流約7kmにあり、木地山ダムを貯水池とした発電所です。最大出力 9,200kW

詳細はこちら⇒山形県企業局HP(電気事業)
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野川小水力発電所

長井ダムから放流される水は、新野川第一発電所の発電で活用し、その後、置賜野川沿いに広がる農地に農業用水として供給されています。その水を管理しているのは野川土地改良区ですが、新野川第一発電所の下流に小水力発電所を建設し、平成26年11月から稼働しています。

詳細はこちら⇒野川小水力発電所

この記事に関するお問い合わせ先

地域づくり推進課 地域づくり支援室

〒993-8601
山形県長井市栄町1番1号
電話番号:0238-82-8005 ファックス:0238-87-3368


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