海外姉妹都市 バート ゼッキンゲン市(ドイツ連邦共和国)

バートゼッキンゲン市の概要

 ドイツ連邦共和国バートゼッキンゲン市(以下ゼッキンゲン市)は、ドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州に属し、黒い森(シュヴァルツバルト)地方の南端に位置する、ライン河をはさんでスイスに接する街並みの美しい街です。人口は約1万7千人、面積は25.34平方キロメートルです。
地図は下記リンクをご覧ください。

バートゼッキンゲン市の特徴

 ゼッキンゲン市とスイスのシュタイン市をつなぐ木製橋は全長203.7メートルで屋根のついた木製橋としてはヨーロッパで最も長い橋として有名です。また、ゼッキンゲン市は古来から温泉保養地として知られ、昭和53年には市に「バート(Bad)(日本語で温泉の意)」の称号が与えられました。

ゼッキンゲン市とスイスシュタイン市をつなぐ橋の写真

ゼッキンゲン市とスイスシュタイン市をつなぐ木製橋

旧市街地の写真

ゼッキンゲン市の旧市街地

姉妹都市締結のきっかけ

 長井市とゼッキンゲン市の姉妹都市盟約締結へのきっかけは、1977年(昭和52年)、第4回日独スポーツ少年団交流事業の際に、長井市が西独出身の青少年9名をホームステイで受け入れたことが始まりです。少年団9名の中にはゼッキンゲン市から5キロメートル程離れたムルク村出身のクラウディアという少女が含まれ、後に長井市とゼッキンゲン市との交流に尽力することになる赤間寛さんがその少女をホームスティで受けいれました。また、交流事業の東北ブロック団長がギィーズィーさんという方で、当時のゼッキンゲン市のヌーファー市長の知人であったことも後に大きな力となります。
 翌年1978年(昭和53年)、赤間さんらが長井スキー連盟のヨーロッパスキー研修でスイスに遠征した際にクラウディアさんを訪ね、ゼッキンゲン市にも初めて降り立ちました。赤間さんらはドイツの「水と緑と花のまち」であり「健康作りと歴史的な伝統を誇る」ゼッキンゲン市に大変感銘を受け、長井市がバート・ゼッキンゲン市と姉妹都市になれないかと夢見ました。
 翌年、ギーズィー夫妻が再び長井市を訪れた際に、ギーズィーさんは賛意を示しバート・ゼッキンゲン市への橋渡しをしてくれました。

 その後度重なる首長同士の親書のやりとりや、市民の相互交流を経て、1983年(昭和58年)にバート・ゼッキンゲン市で、1984年(昭和59年)には長井市で姉妹都市盟約締結の調印が行われ、晴れて両市は姉妹都市となりました。

 以来、相互に訪問を重ね、両市の市民は良き友人として交流を深めてきました。平成18年には、長井市において、ゼッキンゲン市を舞台としたオペラ「ゼッキンゲンのトランペット吹き」が日本で初上演されました。また、平成25年はゼッキンゲン市で姉妹都市盟約を締結してから記念すべき30周年の年であり、記念式典において、今後の末永い交流を誓い、友好交流宣言書の更新が行われました。

調印式の写真

ゼッキンゲン市での姉妹都市締結調印(昭和58年)

調印式の写真

長井市での姉妹都市締結調印(昭和59年)

ゼッキンゲンのトランペット吹きの写真

オペラ「ゼッキンゲンのトランペット吹き」(平成18年)

会議の写真

「ヨーロッパ友好都市ingながい」の開催(平成3年)

トランぺッター城前での集合写真

ゼッキンゲン市トランぺッター城の前で(平成24年)

友好交流宣言の写真

30周年記念式典での友好交流宣言(平成25年)

モニュメント前での集合写真

両市の交流のシンボルとして設置された「バートゼッキンゲン通りモニュメント」の前で(平成25年)

詳しい交流経過年表については下記リンクをご覧ください。

関連リンク

バートゼッキンゲン市ホームページ(ドイツ語)は下記リンクをご覧ください。

長井・バードゼッキンゲン友人協会ホームページ(ドイツ語、一部日本語あり)は下記リンクをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策課 都市交流推進室

〒993-8601
山形県長井市栄町1番1号
電話番号:0238-82-8001 ファックス:0238-83-1070


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